鋼の錬金術師 9巻 あらすじ一覧

2004年発行・全5話収録

📖 この巻のあらすじ

重傷を負ったマスタングは自らの傷口を炎で焼いて止血し、ラストに対して反撃を開始する。賢者の石の再生能力が尽きるまで、狂気に満ちた執念で何度でも炎を浴びせ続け、ついに強敵ラストを完全に焼き殺すことに成功する。 一方、エドとアルはリゼンブールへ一時帰還し、母トリシャの墓前で長年行方不明だった父ヴァン・ホーエンハイムと再会する。家族を捨てた父に対し激しい憎悪をぶつけるエドだが、彼が残した「あれは本当にトリシャだったのか」という言葉に動揺する。 父の言葉に突き動かされたエドは、ピナコと共に自分たちが人体錬成で作ってしまった「名状しがたい肉塊」の墓を掘り起こす。遺骨を調べた結果、それが母とは全く別人の遺体であったことが判明し、エドは深い絶望と同時に一つの希望を見出す。 「人体錬成で死者を蘇らせることは不可能である」という残酷な真実は、逆に「アルフォンスの肉体はまだどこかに存在しており、取り戻せる」という絶対の確信へと変わる。兄弟は新たな決意を胸に、軍の陰謀が渦巻くセントラルへと戻る。

👤 主な登場キャラクター

ロイ・マスタング
エドワード・エルリック
ヴァン・ホーエンハイム
ピナコ

話数 タイトル
第34話戦友の足跡
第35話生け贄の羊
第36話苦渋の錬金術師
第37話咎人の肉体
外伝シンプルな人々

📝 9巻の見どころポイント

  • エンヴィーの真の姿と悪意:無数の人面が蠢く巨大な怪物の姿と、イシュヴァールの悲劇を引き起こした底知れぬ悪意の深淵。
  • 真理の扉の前での再会:扉の向こう側で待ち続けていたアルの肉体を発見し、「いつか必ず迎えに来る」と叫ぶエドの胸を打つ名シーン。
  • お父様の圧倒的な力:ホーエンハイムと同じ顔を持ち、錬金術を封じることすら可能な「お父様」の絶望的な実力が遂に明らかになる。