鋼の錬金術師 19巻 あらすじ一覧

2008年発行・全5話収録

📖 この巻のあらすじ

若き日のホーエンハイムがクセルクセスで奴隷23号として過ごしていた時代。フラスコの中の小人と出会い知識を学んだ彼だが、国王の不老不死への欲望を利用され、国全体を犠牲にした巨大な錬成陣が発動する悲劇が語られる。 一夜にしてクセルクセスの全人口の魂が錬成され、ホーエンハイム自身も人間型の賢者の石へと変貌させられる。現代に戻り、彼は体内の数十万の魂と対話を続け、「約束の日」に備えて国土錬成陣へのカウンターを準備する。 腹を貫かれたエドは、自らの寿命を対価にした決死の自己錬成を行い傷口を塞ぐことに成功するが、力尽きて倒れる。一方、アルフォンスは猛吹雪の中で気を失い、真理の扉の前で待つ自分の肉体と魂の交信を果たす。 マルコーとメイは、スカーの兄の研究書を解読し、「錬金術」と「錬丹術」の力を組み合わせた「逆転の錬成陣」の秘密を解き明かす。お父様の計画を防ぐための切り札を手にした彼らは、最終決戦に向けて動き出す。 お父様のもとで記憶を失っていたグリードだったが、かつての部下ビドーを自ら殺害してしまったことで魂が激しく慟哭する。リンの精神の呼びかけに応え、グリードはお父様を裏切って再び反逆の牙を剥く。

👤 主な登場キャラクター

ヴァン・ホーエンハイム
お父様
エドワード・エルリック
ティム・マルコー
メイ・チャン

話数 タイトル
第74話フラスコの中の小人
第75話クセルクセス最後の日
第76話人の形 石の形
第77話逆転の錬成陣
第78話七つの罪

📝 19巻の見どころポイント

  • 人柱の条件:真理の扉を開けた者だけがお父様にとって必要な「人柱」となる。エドたちが敵にとって殺せない存在であるという皮肉なアドバンテージ。
  • ホーエンハイムの孤独な作業:途方もない時間をかけ、体内の魂たちに語りかけながら、たった一人で世界を救うための準備を進める父親の姿。
  • アルフォンスの限界:魂の定着が限界を迎えつつあり、意識を失う恐怖と戦いながらも前を向くアルの精神的な強さ。